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エンジンも掛からない状態ですし、各パーツがどんな状態なのか
は見た目だけでは分かりません。
そのため、外装部品を外しながら各パーツの状態を確認して、
対応を考えて行くしかありません。
(部品を交換するべきか?修理でなおるのか?修正していくだけ
でいいのか?等々)
でも、どうしても外見が汚いとやる気が出ません。
ということで、見た目が一番汚いホイールをサンドペーパーで
慣らし、塗装の下地をするところから作業を始めました。
塗装はスプレーなどを購入していない為、あと回しです。
市販のカースプレー(ホームセンターなどで売っています)で
ホイールを塗ることにしましたが、色はまだ思案中です。 |
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長期保管の不動車ですので、バッテリーが生きているかどうか確認もせず新品を注文。
見た目からしてダメそうでしたから、どうせ調べても無駄だと思ったのです。
搭載バッテリーは6Vの6N4B-2A-3でした。
最近バッテリーの値上り幅が半端じゃないペースです。
なんとこのバッテリー定価は税込7,980円。
一昔前までは3〜4,000円位だったのですが・・・しょうがいない
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エアフィルターを恐る恐る引き抜いたら
(このバイクは引き抜くタイプなので)「ラッキー!生きてる」
いや、失礼しました。「ちゃんと再利用できる!」奇跡です。
早速きれいきれいにします。
ワコーズさんのフィルタークリーナーに浸し、握る。
これを数回繰り返し、ウエスなどで湿り気を完全に取ります。
最後に、軽く2ストオイルをつけて、全体にまんべんなく2スト
オイルを散らします。
この時点でエアクリーナーのスポンジが「ぼろぼろ」になって
しまった新品に交換する必要があります。
諦めて新品に交換してください。
左上が最初の状態。左下が完成の図。違いが分かりますよね?
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ガソリンタンクはご覧の状態。最初見たときは、ここから見た色が全部茶色でした。
ドライバーの先にウエスを巻きつけてウエスで拭いてみたら
それだけできれいな下地が見えたので、もしかしたら錆び取り
しなくても生き返るかも。
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とにかく、まずガソリンを抜かなくてはいけません。
オイル受け皿にタンク内のガソリンを落としていくと、
細かい錆が結構出てきました。
1Lくらいガソリンを残したところで、蓋をしめて思いっきり
何度も何度もタンクを振り、ガソリンを抜きます。
すると、またまた細かい錆が結構でてきました。
キレイなガソリンをまた1Lくらい入れて、また振ります。
これをずっと、繰り返しなかにたまった錆が出てこなくなるまで
繰り返します。
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今回は、錆び落としに特別なクリーナーは使用しませんでした。
コーティングもしなくてOKと判断。
なぜなら、フューエルコックを外してみたら何もしない状態で
こんなにキレイだったからです。
錆びはタンク底面にたまることが多いのですが、
底面に付いているフューエルコックがこれだけきれいなら、
タンク内部はそれほどひどい状況ではないと判断しました。
内部の状態を目で見ようと何度も試みましたが、
TDR80のタンク内部はどこからのぞいても全然見えません。
内部の状態は勘で判断しました。
※その後、数千キロ走行しましたが、燃料系のトラブルなどは全く
問題ありませんでした。
結果、勘は当たりだったようです。
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