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TDR80のノーマルシート。
そんなに汚いわけではありませんでしたが、
なんかカッコ悪い?パッとしない?
という事でカッコイイ生地に張替ちゃいます。
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シートの張替に必要な工具類はご覧の工具です。
もちろん機種によってはネジを外す工具類は若干異なりますが、
一番上の「タッカー」と「ホッチキス」、「マイナスドライバー」、
「ニッパ」、「ハサミ」などは必須です。
タッカーはシートの生地を貼るのに使い、マイナスドライバーや
ニッパは古いホッチキスを外すために使います。
ハサミは貼り終えて余った生地をカットするために使用します。
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まず、裏返しにしてシートフックやステー類を取外し作業を
しやすくしましょう。
そうしないと、古いホッチキスをうまく外すことができません。
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最初はマイナスドライバーで全てのホッチキスを浮かせます。
その後ニッパで引きぬくようにして全てのホッチキスを完全に
抜き取ります。
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全てのホッチキスを抜くと古いシートレザーが簡単にはがせます。
ご覧のようにシートベースとスポンジのみの状態になったら
準備は完了です。
土台のスポンジが荒れている場合、穴があいている場合は
下地を整える必要があります。
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今回使うシート表皮は座面がパンチメッシュ柄でフロントの
サイドがカーボン柄のタイプのシート表皮です。
かなりドレスアップ効果が期待できます。
ピースクラフトさんというショップの商品なのですが、
ありがたいことに防水シートまでセットで出してくれるので
防水シートを被せてからシート表皮を貼り付けていきます。
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良く柄を見ながら仮止めをしていきます。
今回の表皮のパターンでは後ろ側のパイピングの位置決めが
最重要ですので後ろから仮止めしていきました。
その後、前も仮止めしていきます。
重要なのはきちんと引っ張りながら固定することです。
「こんなに引っ張って大丈夫かな?」位でちょうど良いです。
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引っ張りが弱いと「しわ」が出ます。
左右の均一具合を良く見ながらきちんと引っ張り徐々に
ホッチキスで固定していきます。
順番としては@後ろの中央部、A前の中央部、Bサイドの中央部、
などと間隔を空けて固定していくのがコツです。
決して「時計回り」などでは固定しない方が良いと思います。
写真は貼り終えた段階です。
この後、ハサミやカッターなどでホッチキスからはみ出た余分
な皮を適度に切り取っていきます。
もうすぐ完成です。
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完成です!ちょっと分かりづらいですね?
とにかく、パンチメッシュの座面はホールド性が抜群に向上
しました。
サイドのカーボン柄もかなり気に入っています。
見た目も質感も利便性も向上したと思います。
バイクに乗っているときは自分が必ずこのシートに乗っている
訳ですから意外とシートって重要なパーツなのだと思います。
宣伝!このシートの張替も承っております。
TDR80の場合は表皮が8,400円で工賃は5,040円です。
(合計で13,440円になります)
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